初めてクラクフ観光をする人「クラクフへ初めて旅行をする予定だけど、観光日数はえくらい必要なんだろう。観光日数とあわよくばモデルコースも知りたいなあ。」
今回はそんな人にぴったりの記事!
ポーランドの古都クラクフ。
ワルシャワが首都になる以前は、首都であったクラクフ。
それゆえに、ここにある中央広場はヨーロッパ最大の規模を誇るほどの大きさです。
また、周辺には世界で最初に世界遺産に認定されたヴィエリチカ岩塩抗や、ホロコーストが行われたアウシュヴィッツ強制収容所があります。
今回はそんなクラクフを初めて観光するのに必要な日数・モデルコースを記事にまとめました!
「初めてクラクフ観光をする人はぜひ最後までご覧くださいね~!」
※アウシュヴィッツ強制収容所を観光地と表現するのは不適当かもしれませんが、記事の内容上そのような表記をさせていただいております、ご理解のほどよろしくお願いします。
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初めてのクラクフ観光に必要な日数
クラクフ観光を十分楽しむためには、
ズバリ…、2日!
2日あれば十分観光を楽しめるんじゃあないかなあ、と!
というのも、
✔主な見どころはアウシュヴィッツ強制収容所とヴィエリチカ岩塩抗の2つ
✔上記2つの観光地は1.5日分あれば十分
✔クラクフ市内の観光地は少なめ
だからですね。
ちなみに日本発のクラクフへの直行便はないので、ワルシャワからクラクフへ向かうか、プラハからクラクフへ向かうのがベターかな、と!
んで、日本からはワルシャワへはlotポーランド航空を、プラハへはソウル経由のアイアナ航空を使えばベストかと!
ワルシャワ⇔クラクフ間では1分でわかる!ポーランド国鉄の予約方法・おすすめポイントまとめ【コスパ最高の神列車】の記事、プラハ⇔クラクフ間ではクラクフ⇔プラハ間はLEO EXPRESSがおすすめ!【予約方法も解説します】の記事が参考になるかなーと思いますので、気になる方はぜひそちらをご覧くださいね~!
初めてのクラクフ観光モデルコース
今回紹介するモデルコースはこんな感じ☟
✔1日目
午前:ヴィエリチカ岩塩抗
午後:中央広場、織物会館、聖マリア教会、ヴァヴェル城
✔2日目
午前~午後:アウシュヴィッツ強制収容所
夕方:カジミミエシュ地区
1日目と2日目は順番が前後してもOK。
前日にワルシャワorプラハからクラクフに移動してきてもらって、丸2日きっちり観光してもらうのがベストかな、と!
早めに着いた場合はクラクフ市内でも散策しましょう~◎
また、アウシュヴィッツ強制収容所は中谷さんという日本人ガイドさんのガイドツアーが超おすすめです。
ガイドの時間帯が午前か午後かは日によるのですが、2日目は主にアウシュヴィッツ強制収容所見学がメインのみでして、市内観光は1日目でほぼ終了しています。
なので、ツアーの時間帯に応じて2日目の内容の順番が前後しても問題ありません◎
「クラクフの観光地についてはこちらのクラクフで見るべき観光スポット5選!【観光日数やモデルコースも紹介】という記事でもまとめているので、ぜひそちらも合わせてご覧ください◎」
クラクフ観光1日目:世界で最初に登録された世界遺産へ訪れよう!
1日目の午前中はヴィエリチカ岩塩坑へ。
ここは世界遺産に世界で最初に登録された場所の1つで歴史ある岩塩抗。
地下261m、全長2.5kmもの巨大岩塩抗です!
岩塩坑内は時間制限でのツアーが設けられており、夏場のシーズン時では入場チケットの購入で行列ができることも!
僕はシーズンオフ時に行ったので、到着してすぐのツアーに参加することが出来ましたが、夏の時期に行く方は予め日本でツアーを予約するのが良いかもしれませんね。
また、クラクフから片道30分程度とアクセスもかなり良好。
見学時間含めてもトータルで4時間程度を見積もっておけば十分かなー、と!
東ヨーロッパ旅行記day5~岩塩が作る圧巻の絶景『ヴィエリチカ岩塩抗』~
クラクフに戻るのが昼過ぎごろでして、ここからはクラクフ中心部の観光。
まずはヨーロッパ最大規模を誇るクラクフの中央広場へ。
ここでは中央広場周辺のカフェでまったりしつつ、
中央広場のど真ん中にある織物会館でお土産を買ったり、
聖マリア教会内でマリアの壁画や祭壇を鑑賞しましょう。
また、毎時0分に聖マリア教会から鳴るトランペットもお見逃しなく!
カフェでの滞在時間含めても2~3時間程度見積もっておけば十分かと!
そのあとはヴァヴェル城へ!
ヴィスワ川沿いにそびえ立つ城でして、ヴィスワ川から見るヴァヴェル城は何とも形容し難い美しさです。
僕の中ではフランスで見たシュノンソー城が一番美しい城だと思っているのですが、それに匹敵するくらい幻想的で美しい風景でしたね~。
ヴァヴェル城の観光ポイントは大きく分けて、『ヴァヴェル大聖堂』『旧王宮』『竜の洞窟』の3つなんだそうですが、僕は夕方の極寒時(-12度)に行ったため、内部に入る元気はありませんでしたね…(^^;)笑
「ただ、クラクフの中でも人気観光地の1つですので、初めての観光者にとっては必見の観光地であろう場所ですね!上記の3つのポイントを見て周らなくても、城内散策が出来て、それでも十分楽しい場所でしたので、今回のモデルコースに組み込ませていただきました◎」
また、夜はぜひC.K. BrowarというBarへ行ってみてください!
たくさんのグラスが飾られている入り口を通り抜けると、目の前に広がるのは賑やかなお洒落Bar。ヨーロッパらしい酒場感もある良い感じの雰囲気が漂っています。
ここでぜひ飲んで欲しいおすすめビールがヴァイスビールという白ビール。
これが最高に美味い!恐らく今まで飲んだビールの中で1or2位にランクインしますね~!
そこまでビールが好きではなかった僕でも美味しく飲めたので、ビールが苦手な人でも美味しく飲めることができるはず!ぜひ2軒目にでも行ってみてください!
クラクフ観光2日目:ホロコーストが行われた悲劇の地アウシュヴィッツ強制収容所へ
2日目はアウシュヴィッツ強制収容所の見学へ。
アウシュヴィッツ強制収容所まではバスで片道1時間半ほど。
電車でも行くことは出来ますが、最寄り駅のオシフィエンチム駅から少し距離があるのでバスがおすすめ。
アウシュヴィッツ強制収容所の見学にはVELTRAなどで様々なツアーが用意されていますが、おすすめは中谷剛さんという日本人ガイドさんによるツアー。
アウシュヴィッツ強制収容所の公式ガイドで唯一の日本人ガイドさんです。
アウシュヴィッツ強制収容所の大きな特徴は、文字を使った訴えではなく視覚に訴える点。それゆえに、展示品の説明などは必要最低限のみ。
中谷さんのガイドはこの特徴を活かしたガイドでして、ガイド参加者本人にじっくり考えさせるような巧みなガイドでした。
「中谷さんのガイドツアーは僕の人生の中で過去一番に満足したガイドツアーでしたね~!しかも、これで1,500円ですからね、安すぎです(^^;)笑」
ちなみに中谷さんのツアーを依頼する方法は直接メールで連絡する方法のみ。
メールアドレスはtnakatani1966@icloud.comとなっていて、希望の日時を伝えればツアー日時・料金・事前の注意事項を教えてくれます。僕の時は25人のグループで周り、3時間半のガイドで料金は1,500円ほどでしたよ。(料金がグループ人数で変動する模様)
アウシュヴィッツ強制収容所についてはこちらの絶対に行くべき!負の遺産、ポーランドのアウシュヴィッツ強制収容所 という記事でもまとめていますので、詳細はぜひそちらをご覧ください◎
ガイドツアーで触発されて帰国後に購入した中谷さんの本☟
ガイドツアーへ行く前に読んでおけば良かったなと後悔しています…。笑
朝のツアーだとしても、クラクフに着くのは夕方前。
クラクフに帰ってきたら、歩いてカジミエシュ地区へ。
カジミエシュ地区はユダヤ人街といわれる地区でして、アウシュヴィッツ強制収容所を見学した後に行くからこそ感じられるものもあるだろうなと思います。
なので、ぜひアウシュヴィッツ強制収容所を見学した後に行って欲しいんですよね。
また、このエリアはお洒落なカフェなどが立ち並ぶエリアでして、クラクフのトレンドを発信する場所にもなっているんだとか!
「僕は冬の閑散期にいったため、人も少なくお店も閉まっているところが多かったですが(^^;)」
ノビ広場という小さなお店が集まるエリアがあって、そこで食べたピザパン?らしきものが絶品でしたのでぜひ食べてみてください!
値段は300円程度(うろ覚え)にも関わらず、ボリューム満点でコスパが抜群に良い。
クラクフは全体的に物価が安いんですが、特にこのカジミエシュ地区は安いように感じました。
クラクフへ訪れるなら周遊旅行がおすすめ
クラクフへ訪れるならポーランド&チェコのセットで周るのがおすすめです。
というのも、
✔クラクフの見どころはアウシュヴィッツ強制収容所とヴィエリチカ岩塩抗の2つ
✔首都のワルシャワは音楽の街という感じで個人的には微妙(=当たりはずれがある)
✔ポーランドの街は全体的に簡素(=東欧らしい建物)
✔クラクフとプラハの移動は費用も安く、半日あれば移動できる
✔プラハは中欧にも関わらず建物が西欧っぽくお洒落
✔プラハ観光は1日あれば十分
からですね~。
特にプラハ観光は丸1日で十分という点が大きなおすすめポイント。
移動に少し時間を要してしまいますが、今だと夜行列車でもプラハへ行くことができるそうなので、夜行列車を使えば到着後すぐに観光出来ますね!
プラハ観光についてはこちらの初めてのプラハ観光に必要な日数は?【効率的に観光できるモデルコースも紹介!】 という記事をご覧くださいっ!
(プラハへの行き方はこちらのクラクフ⇔プラハ間はLEO EXPRESSがおすすめ!【予約方法も解説します】からどうぞ。)
それにプラハまで行けばドイツまでも楽々行くこともできます。
「実際、僕はワルシャワ→クラクフ→プラハ→ベルリン→ドイツ周遊のルートで旅行しました。カタール航空を使ったワルシャワinのミュンヘンoutの航空ルートでしたが羽田の往復で約8万円だったのでわりとお手ごろ価格。たぶん、周遊チケットがこれぐらいの値段ということを知らない人も多いと思うので、興味がある方はぜひ一度調べてみることをおすすめします◎」
「上記の旅行については8泊9日で周ったドイツ旅行の費用はいくら?【費用を抑えるコツも紹介】あたりの記事が参考になるかと思うので、興味がある方はぜひ読んでみてくださいね~!」
その他|ポーランドへ行く前に知っておきたいこと
ここからは当ブログで紹介してきたポーランド旅行に関する記事を紹介!
見るのはタダ!ポーランド旅行の前に見ておかないと損ですよ~!
✔期待外れだったワルシャワ。その理由とは…!
本当に首都?ポーランドのワルシャワに行ってみたらイマイチだった!
✔旅行前に旅ブロガーがおすすめする旅行グッズは確認しておきましょう!
海外旅行に必要な持ち物リスト10項目!最低限これだけは持っておこう!
✔保険はクレジットカード?保険会社?悩んでいるならいますぐこの記事を!
【クレジットカードvs保険会社】海外旅行の保険どうしていますか?
✔学生の方!海外旅行へ行くなら学生必携の2つのカードは持っておきましょうね!
海外旅行で学生にオススメのクレジットカード【選ぶポイントも紹介】
まとめ|初めてのクラクフ観光は2日あれば十分楽しめる!
今回の記事をまとめると、
✔クラクフ観光は2日で十分
✔クラクフ観光のメインはヴィエリチカ岩塩抗とアウシュヴィッツ強制収容所
✔クラクフと一緒にチェコ・プラハに周るのもおすすめ
ということでした!
「以上、学生旅ブロガーのタカ(@g_b_trip)がお届けしました~!」
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