皆さんは日本百名山というのはご存知でしょうか?
色々な語源が考えられそうな言葉ですが、実はこの言葉、ある小説家が書いた山岳随筆の名前なんです。
小説家の名前は深田久弥。登山家でもあったそうです。
この方が実際に登った山の中から自身で決めた基準を元に100座選んだ山を綴った随筆だとか。
そんな日本百名山ですが、去年の秋に、その1つである滋賀の伊吹山に登ってきました。
晩秋ということで紅葉も終わりかけの時期であったのですが、天気も良く、琵琶湖も一望でき、とても素晴らしかったです。
今回はそんな『伊吹山』に関する登山レポートです。
写真を撮り忘れていて、写真があまりありませんが雰囲気でお楽しみください。笑
登山レポート
登山口~1合目
滋賀の北東に位置する伊吹山。距離的なこともあって今回は車で行きました。
登山口近くの駐車場に車を止め、登山開始。
ルートはいくつかあるみたいですが、僕たちは写真にある鉄板のルートで登りました。
1合目までは木々の中にある階段の多い急な坂道を登っていきます。
木に囲まれているため景色も見えず、1合目の標識までが長く、今回の登山全体を通してもかなり辛い部分になりました。
土もはだけているので、雨の日はぬかるみなどにも注意が必要そうです。
スタートから約40分。やっと1合目に到着。
このころには頭にあった木の枝も殆どなくなり、頭上には青空が広がっていました。天気が本当に良かったです!
ここにはベンチや自動販売機があり、次の休憩スポットは3合目になるのでここで一度休憩を取った方が良いと思います。
1合目~3合目
ここからは先ほどと異なり、景色も良く、下界を見渡せます。
山頂まではまだまだ先ですが、綺麗な景色を見られると元気になりますね。
元々スキー場だったということもあり1合目から3合目までも急な斜面が続きます。
急な斜面が続き、しんどかったですが、雲一つない青空が気持ち良く、足が進みます。
秋ということもあり、ススキが綺麗でした。
急な坂道を終えると平坦な道に。
平坦な道を15分ほど歩き、3合目に到着。
3合目になってようやく伊吹山の頂を見ることが出来ます。
ここから見ると1,300mとはいえど、かなり高く感じます。
3合目~頂上
ここから先ほどの写真の頂上目掛けて一気に駆け上がります。
ススキに囲まれた道をどんどん登っていきます。
真っすぐ登ったり、じぐざぐに登ったり。
このあたりの斜面は比較的緩やか。
登山慣れした人がどんどんと抜かしていきますが、焦らずにゆっくりと登ります。
6,7合目あたりから岩肌が多く見えるようになり、ここから斜面も急に。
富士山に登ったことがある人なら、富士山の岩肌をイメージしてもらえばよいと思います。
というか、伊吹山の登り方は富士山とかなり似ていますね。
滑落の事故も多いらしく、慎重に踏み外さず、登っていきます。
振り返って見ると、琵琶湖が横いっぱいに広がっていました。
本当に天気が良く、まさに絶景。富士山の時も晴れていたらこんな景色が広がっていたのかな。そんなことも考えながら、ぼーっと見ていました。
そして、登山開始から約4時間弱。頂上に到着!
頂上には売店や、日本武尊像。
そして、紅葉した山々が連なっていました!これまた絶景です。
2つ目の山にしてやっと登山で見られる素晴らしい景色次々に拝むことができました。
1,300mの山でこれだけの景色が見られるんですね。驚きです。
山について全然詳しくないのですが、天気が良ければ北アルプスも見られるみたいです。
下山
帰りは同じルートを通っての下山。
急ぎ足で帰りましたが、それでもかかった時間は3時間半。
登りも4時間弱かかるので、往復で8時間。
1合目までは山の中を歩くことからも、なるべく朝早くからの登山をオススメします。
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