【本日の移動】
アーグラ→バラナシ
17時間の移動を経てバラナシに到着!
昨日の21時にアーグラを出発し、バラナシへ夜行列車で向かっています。
予定では朝の8時に到着。
しかし、現在の時刻は朝の9時。
Maps.meで現在地を見ても、バラナシまではまだほど遠い距離です。
遅れることは予想していたのですが、
12時間以上も電車にいてもやることなんてありません。笑
友人の1人(死にかけた方)はずっと勉強していましたが、もう1人の友人はこの様です。
(彼は出発してから到着まで約15時間以上寝ていました。笑)
ドアが解放されっぱなしなので、外の空気を自由に吸えることだけが唯一の救い。
近くにいると、誰かが乗ってきて略奪されるからあまり近づかないほうが良い、と注意されました。それ怖すぎませんか?
そんなこんなで電車で"17時間"かけて、ようやくバラナシに到着です!
ヒンドゥー教の聖地『バラナシ』
バラナシはヒンドゥー教の聖地です。
聖地だけあって、駅からも凄い人です。
ただ、神様のお膝元の影響か、アーグラと比べて人が穏やかです。
トゥクトゥクの客引きも全然過激じゃない。
インドに来て、人にもまれ続けたので逆に変な感じがします。笑
ホテルで荷物を預け、バラナシを散策。
ここでの目的はガンジス河を拝むこと。
街はこんな感じです。
人は多いのですが、全くしつこくありません。
少し話かけてきても、適当にあしらえばすぐにどこかへ行ってくれます。
汚いけど、本当にガンジス河は美しい!
ホテルから歩いて30分ほど、ようやくガンジス河に到着です!
ガンジス河でボートに乗りたかったので、
早速客引きのおっちゃんに適当に交渉してみました。
3人で200ルピーだったかな?
値段はうろ覚えで高かったことだけは覚えています。
ただ、「ベストタイミングで最高の日没を見せてやる」というお墨付きだったので、値段は気にせず即決しました。日本円にすると大したことないですし。
多くの人がガンジス河沿いにいます。
ガンジス河の臭いは鴨川のような臭いで、
色は道頓堀のような色です。
個人的には思っていたより綺麗でした。笑
どんどんと漕いでいきます。
時よりおっちゃんがガンジス河のことや、
火葬のことなどを教えてくれます。
質の良いサービスをしてくれます。
インド人はお金を払えばしっかりと働いてくれます。
とても気持ちよさそうに青年が泳いでいます。
ガンジス河は不思議な場所です。
暑いのに、汚いのに、臭いのに、
なぜか居心地が良い。
上手く言葉には出来ないのですが、
モンサンミッシェルで感じた無の静けさに似た雰囲気がありました。
無の静けさとガンジス河の雰囲気がマッチしているのかな。
そして、こちらが対岸の砂場から見るガンジス河。
ボートのおっちゃんの言う通り、絶景です。
今回のインド旅行の絶景部門では堂々の1位の絶景でした。
音が一切聞こえない静かな雰囲気。この景色。
インドに来た価値がここにありました。
ぼやき
まだ4日目ですが、インド人についてなんとなくわかった気がしました。
彼らは自分の欲求にとても素直なんだと思います。
自分が欲しい額のお金を貰えば、
その対価と同等、あるいはそれ以上の奉仕をしてくれる。
逆に不満があればそれ相応の態度を取る。
聞きたいこと、知りたいこと、話したいことがあれば遠慮なく話してくる。
全てにおいて貪欲で素直。
逆に日本人の多くは対照的。
日本には建前と本音という言葉があるように。
僕も漏れなくその1人です。
だからこそ、僕にとってインド人は少ししんどいんだろうなと思いました。
明日はインドのリゾート地"ヨガ発祥の地・リシュケシュ"へ行きます。
...、インドの"リゾート地"!?