どうも!こんばんは、タカ(@g_b_trip)です。
お久しぶりです!約1週間ぶりの更新となりました。
なぜこんなに更新しなかったのかというと、Twitterを見てくださっている方はご存知の通り、3/15-20の5日間、中国は新疆ウイグル自治区に行っていました。
「…、新疆ウイグル自治区ってどこ?」
恐らくこんな感じで、新疆ウイグル自治区という名を初めて聞く人も多いでしょう。
実はこの新疆ウイグル自治区、2009年にデモがあり、死者192名、負傷者1,721名のかなり過激なデモが起こった場所なんです。
この事件はかなり世界的にも報道され、当時中学生だった僕もニュースを見たのを覚えています。
だから、知っている人の多くは、新疆ウイグル自治区は危険な地域といった悪い印象を持っていると思います。実際、僕も航空券を取るまではそのような印象でした。
今回は僕がそんな危険と思われる新疆ウイグル自治区になぜ行ったのか。
その理由について書いていこうと思います。
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ウイグルへ行こうと思ったきっかけ
きっかけはとても些細でした。
友人と海外旅行の話をしていた時、行き先が中々決まらず、スカイスキャナーで値段が安いところに行こうという案が出ました。
予算は総額5万。ということは、航空券の予算は高くても3万。
そんな条件の中、2万5千円程度で出てきた有力候補が、『中国の四川、ハワイ、ウルムチ』の3つでした。
まず、中国の四川。僕は東チベットのアチェンガルゴンパなどに行きたかったのですが、調べてみると現在は行けないとのこと。よって、却下。
ハワイはESTAや宿泊費が高く、5万以内という予算を超えるので却下。
必然的に残ったのが、名前程度しか知らないウルムチ。
目に留まった理由が中国なのにウルムチというカタカナの名前、中国にも関わらず中国らしくない雰囲気、そしてうろ覚えで頭の中にあったデモの件。
観光だけの旅行には飽き始めていたということもあって、この危険といわれる中国の中でも特殊な地域を実際に見てみたい。そう思い、行くことを決断しました。
元々は旧東トルキスタン
中国にも関わらず、中国らしくない雰囲気や、カタカナを使った都市の名前。
とても気になり、調べ上げたところ、この新疆ウイグル自治区は元々東トルキスタンという国であったそうです。
1942年に中国に合併され、先に住んでいたウイグル人の中に、漢民族を計画的に移民させ、以降、新疆ウイグル自治区という名に命名。
このような歴史もあって、現在もなお中国の漢民族と元々住んでいたウイグル人との間に格差があるそうです。
言語に関して言えば、英語は通じず、通じるのは中国語とウイグル語。
このような地域内での民族問題を抱える場所には行ったことがなく、その異質な環境に触れてみたいと感じました。
さらにさらに、ここ新疆ウイグル自治区はかの有名なシルクロードの拠点の地域であり、西遊記の舞台にもなった地域でもあります。
そのような舞台となった新疆ウイグル自治区には、僕が今までに見たことのない砂と岩の景色が広がっています。
それは、砂漠であったり、王国の遺跡であったり、と。
人生で一度は見てみたかった砂漠も見ることが出来る。
そう考えたら行かざるを得ないですよね。笑
真実は自分の目で確かめる
冒頭でも説明しましたが、ここ新疆ウイグル自治区は2009年に大きな暴動があった地域であります。
それゆえに、日本では治安が悪いという印象が残り、現に予想検索でも『新疆ウイグル自治区 治安』がトップに出てきますし、外務省の危険度レベルも1になっています。
しかし、果たして本当に危険なのでしょうか。
フランスのテロ直後も、実際に行ってみると危険を感じなかったというズレを経験してから、一度疑うとどうも確かめたくなる性分があります。
今回はそういう点でも行きたくなりました。
最後に
今回は日記も書けたら書いて、情報の少ない新疆ウイグル自治区のまとめ記事でも作ろうと考えています。それでもって、新疆ウイグル自治区が実際にどんな所なのかを伝えきりたい。
そんなこんなで、『中国/新疆ウイグル自治区』編の開幕です!
⇒行ってきた感想などはウイグル旅行のまとめ記事『【ウルムチの観光・治安など】ウイグル自治区徹底解剖!これさえ見れば完璧! 』をご覧ください!