【本日の移動】
デリー→アーグラ
3時間半遅延の始発に揺られアーグラへ
時刻は朝の7時。始発は5時にも関わらず既に2時間も電車が来ていない状態。
続々と別の電車が行き来する中、来る気配は全くありません。
それからさらに1時間。外もかなり明るくなってきました。
さすがにインドとはいえど、始発からこんなにも待たされるとは思ってもいませんでした。
そして、始発から3時間半ほど遅れ、ついにアーグラ行きの電車が到着。
この時の感じた安堵感は海外旅行で一番に感じたものだったかもしれません。笑
この後、よくわからないおっちゃんにチケットの席が書き換えられた(?)ものの、無事に2等車両の指定席に腰を下ろすことが出来ました。いやー、本当に長かった…。
車内はこんな感じで、カーテンを使うとプライベート空間の出来上がりです。
ここから4時間かけて南東にあるアーグラへ向かいます。
疲労もあってか、各々ゆっくりと席で過ごします。
そうしているうちにインド人の家族連れがやってきました。
彼ら曰く「ここは自分たちの席だぞ」と。
指定席で買った席なので最初は意味が分かりませんでしたが、乗る際に駅員と名乗るおっちゃんに指定席の番号を適当に書き換えられたことを思い出しました。
「なるほど。これがインドのやり方か。」
元の席もわからないし、どうしようかなと思っていたところ、その家族連れは上の席なら自由に使って良いと言ってくれたので、相席させてもらうことに。その上、なんとお昼ご飯も頂きました。
僕は電車で腹痛になることを恐れ少ししか食べませんでしたが、食べていた友人は美味しいといってお替りまでしていました。攻めのヨーグルトまでいただいていました。
子供たちがカメラで撮った写真。
そんなこんなで車内で過ごすこと4時間半。
当初の予定では4時間で着くところ、トータル8時間かけ、ようやくアーグラに到着しました。
気温40度の中で過ごす地獄の1時間
アーグラに着くころには気温もピークに。
乾燥しているからかそこまで暑くは感じませんでしたが、体感温度では裕に40度は超えています。
駅に出るとトゥクトゥクのドライバーがこれでもかというくらいに寄ってきました。
右も左もわからない状態だったので、適当なドライバーを捕まえ宿まで行ってもらうことに。
これは道中の写真ですが、この後このインド人と喧嘩しました。笑
というのも、地図を見せて向かってもらうも、自分たちのホテルに連れて行こうとしたり、ツアーの話を打診してきたから。
適当なところで無理やり降り、自分たちの足で向かうことに。
この道中にも喧嘩を見ていた他のトゥクトゥクドライバーが近づいてきましたが全員無視。
それに加えて、地図に書いてある宿の場所に行くものの宿が見つからない。
2日目にしてかなりハードモードです。
この後、最終的には、別の件で喧嘩したトゥクトゥクのおっちゃんに騙されたつもりで乗ってみたら、四苦八苦しながらも無事に宿に着くことが出来ました。
うーん、どのインド人を信じれば良いのかわかりません。人間不信の始まりです。
アーグラをトゥクトゥクで散策
宿に着いた後は宿の人にトゥクトゥクを手配してもらいました。
最初にトゥクトゥクのドライバーに早めの晩御飯に連れて行ってもらいました。
店名などはわかりませんが、明らかに高そうな外国人向けのお店。
タンドリーチキンやナン、カレーなどを注文。
インドに来てからまともに食べる初めての料理です。
味は言うまでもなく絶品。
正直、今まで食べてきた海外の料理でずば抜けて美味しい。
海外の料理は好みが分かれるがちだと思うのですが、インド料理に関しては好み関係なくみな美味しくいただけるような味です。
値段は覚えていませんが、日本円で約1,500円ぐらい。
インドではかなり高い部類に入るでしょう。
この後、明日のバラナシ行きのチケットを取りに駅へ。
外国人専用窓口があり、なんとか2等車両で購入できました。
宿の人曰く2等車両を前日に購入できるのはかなりラッキーだとか。早ければ2週間前に売り切れるそうな。
次にマターブ・バーグへ行きました。
ここは河を挟んだタージマハルの対岸にある公園で、元々はここに黒いタージマハルが建設される予定だった場所です。
ここからタージマハルの後ろ姿を拝みます。
そして、こちらがタージマハル。
写真ではわかりにくいですが、かなりの大きさです。
間に流れているヤムナー河は雨期になると一面水で覆われるため、水面に映るタージマハルを拝むことが出来ます。
乾季でもかなり暑いので、雨期になると湿度も加わって異常な暑さだと思いますが、それでもその美しさは格別でしょう。
今日は疲れもあって、この後インドの民族衣装を購入し、宿に即帰宅しました。まだ2日目なのに既に疲労困憊。
明日はアーグラ城とタージマハルを見た後、
ついに例の川へ向かいます!