「卒業旅行で海外に行くことになったけど、クレジットカードって持っていったほうが良いんだろうか?」
「海外旅行に行く学生向けのクレジットカードって何が大事なんだろう?どこの会社が良いんだろうか?」
そんな疑問や悩みを抱える人たちに向けた、
海外旅行で学生が持つべきクレジットカードに関する記事を書きました。
僕は大学三年生の夏頃から海外旅行に行きはじめました。
現在は大学院一年生になりますが、約2年半で14か国もの国に訪れました。
今回は海外旅行でクレジットカードを持つべき理由から、選ぶ際のポイント、またオススメのクレジットカードを記事にまとめてみました。
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海外旅行でクレジットカードを持つべき3つ理由
海外旅行でクレジットカードを持つべき理由は3つあります。
✔身分証明になる
✔お金を持つ必要がない
✔海外旅行保険が付いている
それぞれの理由について簡単に紹介していきます。
身分証明書になる
海外ではクレジットカードが一種の身分証明書になります。
有名な話ですが、ホテルがその一例でしょう。
一部のホテルなどではクレジットカードの提示をしなければ、
高額のデポジットを要求される場合もあります。
その他ではレンタカーを借りる場合も海外ではクレジットカードが必須です。
これは、万が一に事故を起こした際、使用者側に高額の補償をせざるを得ない場合があるためです。
実際、僕がオーストラリアでレンタカーを借りた際もクレジットカード払いを要求されましたので、身分証明として最低1枚持っておくのは必須でしょう。
お金を持つ必要がない
クレジットカードを持っていれば、海外で無駄にお金を持つ必要がありません。
海外の先進国ではクレジットカードが日本よりも普及しているので、
高額商品は勿論、数百円の少額商品ですらクレジットカードの使用は当たり前。
現金を持たなくて良い安全さは大変嬉しい点ですよね。
また、万が一高額なお金が必要になった時も、クレジットカードだとすぐにお金を用意することが出来ます。(例えば、飛行機に乗り遅れたので、新しく飛行機を予約する場合など)
さらに、キャッシング機能のあるクレジットカードを持ち合わせていれば、
必要な分だけ現金をATMから降ろすことも出来ます。
これはトランジットなどの短期滞在で大変便利です。
キャッシングは利率も低く、両替所での手数料よりも安い手数料で現地のお金を手に入れることができます。
その点でもクレジットカードを持つことはかなりオススメです。
(ただし、スキミングなどのクレジットカード対策は怠らずに。)
海外旅行保険が付いている
殆どのクレジットカードには「自動付帯or利用付帯」の海外旅行保険が付いています。
(自動付帯がクレジットカードを海外で使わなくても海外旅行保険が適用され、利用付帯がクレジットカードで海外での交通費を使用しなければ海外旅行保険が適用されないというもの。基本的に自動付帯のクレジットカードがオススメ。)
補償金額はクレジットカードによって上下しますが、どのカードの補償内容もかなり充実しており、よっぽどの大けがや重大な感染症などで長期間の海外入院にならない限り、クレジットカードの海外保険で代用できます。
(さらに複数枚のカードを持つことで補償金額も増やすことが出来ます。※死亡保険などは不可)
そのため、1週間程度の短期旅行ならば海外旅行保険に別途で入会する必要はありません。
(あくまでも僕の持論です。僕は実際、2週間程度ならクレジットカードの保険のみで海外へ行っています。)
学生がクレジットカードを選び際のポイント
海外旅行でクレジットカードを持つべき理由はご理解いただけかと思います。
次は、学生がクレジットカードを作る際に抑えておきたいポイントについて解説します。
大事なのは以下の4点
✔年会費が無料
✔ブランドはVISAまたはMASTER
✔海外保険金額
✔キャッシングサービス
それぞれの理由について簡単に説明していきます。
年会費が無料
ただでさえお金のない学生ですから、年会費が無料は必須でしょう。
クレジットカード会社にもよりますが、
多くの会社では年会費が数千円から高いところだと1万円もします。
月当たりで考えれば小さい額かもしれませんが、
学生向けの無料のクレジットカードでもサービスが豊富な会社は多くあります。
ですので、学生がクレジットカードを選ぶ際は無料で、サービスに良い会社を選びましょう。
ブランドはVISAまたはMASTER
クレジットカードを作る際、ブランドを選ぶことが出来ます。
例えば、JCBであったり、VISA、MASTER、AMEXなどですね。
その際、海外旅行に行く前提であるのならば、
VISAカードかMASTERカードで作ることをオススメします。
理由はただ1つ。普及率の高さです。
VISAカードは世界で一番使われているカードであり、
MASTERカードは世界で二番目に使われているカードです。
クレジットカードの使用率全体に対して、
2つのカードの使用率を合わせると、全体の75%にも及びます!
辺鄙な場所に行かなければ、この2枚のどちらかさえあればOK。
1枚だけ作るとなれば、まずはVISAカードがオススメです。
海外保険が付いている
別途で海外旅行保険を付ける方もいると思いますが、
なるべく旅行費用を減らしたい方には、
海外旅行保険付きのクレジットカードをオススメします。
付ける際は上述したように自動付帯保険がオススメです。
また、海外旅行保険付きのクレジットカードで注意したいのが"保証金額"。
最大○○万円と出ている額は死亡保険の場合が多く、通常だと使用しない適応例になります。
実際に使用する適応例としては、ケガを負った場合の医療費などになりますので、そちらの額を参考に選ばれるのが良いかと思います。
ちなみに、海外旅行保険付きのクレジットカードで一番補償額が大きいのが『セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス』です。
こちらはAMEXになるので使用機会は少ないかもしれませんが、持っておくだけでお得なサービスが満載。
26歳まで年会費無料、最高額の自動付帯保険(ケガなどの治療費300万円)、空港手荷物無料宅配サービスなどが付いています。
海外旅行保険に別途で入りたくはないけど、十分なサービスを受けたい方は、使用しなくても1枚持っておくことをオススメします。
(このあたりの海外保険に関する話はまた別の記事で書きます。)
キャッシングサービス
4点目がキャッシングサービス。
案外見落とされがちですが、個人的にはかなり重要なポイントですね。
上述したようにキャッシングはレートが非常によく、両替所での換金よりも安い手数料で現金を手に入れることが出来ます。短期間での旅行や、一時的なトランジットでの滞在などには非常に便利。
ただし、学生向けのカードでキャッシング機能が付いているクレジットカードが少ないので、キャッシング機能を考慮すると必然的に選択肢は絞られてしまうのが難点。
また、キャッシングでの不正利用は基本的に保険対象外となってしまうので、その点にもご注意ください。
(僕はインドでキャッシングの不正利用をされましたが、その際僕が絶対に使用していないという証拠(=インドにいない期間で使用されたという事実)があったため結果的には保険が適用され、不正利用された金額を支払わずに済みました。)
「キャッシングには暗証番号が必要で、その暗証番号を知っているのは本人のみ。だから、不正利用されることはありえない。」という前提があるそうなので、くれぐれもキャッシング機能付きのクレジットカードの使用・管理にはご注意ください。
学生にオススメのクレジットカード2選
最後に、以上のポイントを踏まえた、2種類のクレジットカードを紹介します。
どちらのカードもオススメなので、迷ったらどちらかに入会すれば間違いありません。
ライフカード
学生の海外旅行の最強必需カードの1枚、ライフカード。
オススメな点は以下の3点。
✔学生限定の5%キャッシュバックサービス
✔選べるVISAカード、MASTERカード
✔最大10万円のキャッシング機能
✔Apple payに対応
特にオススメなのが学生限定の5%キャッシュバックサービス。
事前に海外旅行申請をしていれば、海外旅行期間中にショッピングで使用した金額の5%が現金で返ってくるという制度。ヨーロッパやアメリカなど、高額ブランド商品を購入する際にはぜひとも持っておきたい1枚です。
また、ライフカードは友人紹介キャンペーンもしており、紹介された人は14,000円相当のポイントがもらえます。そのポイントはAmazonギフト券や図書カードはもちろん、様々な商品と引き換えることが出来ます。
入会を検討中の方はぜひコメント等でフリーのメールアドレスと合わせてご連絡ください。
三井住友VISAクラシックカードA(学生)
もう1枚の学生の海外旅行の最強必需カード、三井住友VISAクラシックカードA(学生)。
✔安心の三井住友ブランド
✔iD対応
✔最大5万円のキャッシング機能
✔Apple payに対応
ライフカードには少し目劣りする感じがしますが、
三井住友VISAクラシックカードAも十分にオススメできるカードです。
まず最大のメリットが安心の三井住友ブランドであるということ。
日本で初めてVISAカードを発行した会社だけあり、不正利用された際の対処や補償などもばっちり。
例えば、カードの裏面に写真を載せることができ、万が一クレジットカードを紛失をした際も、不正な利用を防ぐことが出来ます。
また、iDにも対応している点もひと押しポイント。1,000円使用毎に1ポイント加算になりますが、累計1,000円でのカウントなので、100円の商品を10回にわけて購入しても1ポイントになり、無駄な支出が発生しないのが良い点です。
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